[50Hzの一様磁界への胎児ばく露のドシメトリ研究] tech./dosim.

Dosimetric study of fetal exposure to uniform magnetic fields at 50 Hz

著者: Liorni I, Parazzini M, Fiocchi S, Douglas M, Capstick M, Gosselin MC, Kuster N, Ravazzani P
掲載誌: Bioelectromagnetics 2014; 35 (8): 580-597
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この研究は、種々の偏波の50Hzの一様な磁界（MF）への胎児ばく露を、多種類の胎児組織で構成した高解像度の妊娠モデル（妊娠期間3、7、9ヶ月）で数値計算した。胎児の全身および組織別の誘導電界および電流密度を、偏波および妊娠期間を関数として解析した。さらに胎児の位置による誘導電界の変動も解析した。グリッドの解像度による不確かさも考慮した上で、胎児ばく露がICNIRPガイドライン値を遵守するかチェックした。その結果、胎児での誘導電界は妊娠期間とともに増加する；どの妊娠期間においても、誘導電界最大値は皮膚と脂肪組織で見られた；組織別のばく露は妊娠期間と偏波により変化した；子宮内の胎児位置は一部の胎児組織内の誘導電界を大きく変化させた；誘導電界はICNIRPガイドライン値を満足した､と報告している。

ばく露

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