[大腿四頭筋における不快感および電気誘導性トルクに対する刺激相パルス幅の影響] med./bio.

The influence of stimulus phase duration on discomfort and electrically induced torque of quadriceps femoris

掲載誌: Braz J Phys Ther 2013; 17 (5): 479-486

この研究は、大腿四頭筋パルス電流(50Hzの2相パルス刺激時に患者が感じる不快感および電気誘導トルク最大値(MEIT)に対する刺激パルス幅(400、700、1000µs)の影響を、健康被験者(n=19)内での2回反復測定により調べた。実験は2部構成で、第1部は、刺激パルス幅の違いによるMEITを測定した。第2部は、刺激電流値を筋収縮が最大等尺性随意収縮(MVIC)の40%値に達するまで増加させ、その時感じる不快感のパルス幅による違いを測定した。その結果、各パルス幅でのMEITは、MVICの55.0、56.3、58.0%であったが、この3つに有意差はなかった;不快感の大きさはパルス幅の増加とともに有意に増加下、と報告している。

ばく露