[無線共振型電力伝送装置の人体電磁界ばく露限度値に関する評価] tech./dosim.

Evaluation of Wireless Resonant Power Transfer Systems With Human Electromagnetic Exposure Limits

著者: Christ A, Douglas MG, Roman JM, Cooper EB, Sample AP, Waters BH, Smith JR, Kuster N
掲載誌: IEEE Trans Electromagn Compat 2013; 55 (2): 265-274
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この研究は、人体電磁界ばく露限度値の遵守に関して無線電力伝送装置（相互の間隔が数メートル以内の共振コイル間の近傍界結合により電力伝送する低MHz帯のシステム）を数値分析により評価した。また、最後に実験測定の方法も論じている。4種類の高解像度解剖学的人体モデルのうちの1体を8MHzで動作するシステムの近くに置いた数値モデルによれば、最大ばく露が起きるコイルの向き、人体との距離が10mmの場合、コイル電流実効値が0.5-1.2Aで、局所SAR、全身平均SARの限度値に達しうる；同じ条件でも、人体モデルによってばく露は3dB以上変化するなどを報告している。

ばく露