研究のタイプ: レビュー/サーベイ論文

[電力、松果体の機能、乳がんの危険] review

Electric power, pineal function, and the risk of breast cancer.

掲載誌: FASEB J 1992; 6 (3): 853-860

各国の乳がんの統計を検討してみると、工業化につれて乳がんが増加していることがわかる。危険因子としてあげられてきた産児数、食事に含まれる脂肪分はあまりはっきりした結論は得られていない。メラトニンに関しては Tamarkin et al.(1981)の実験から、①乳腺上皮細胞の増殖、②がん細胞の増殖、③免疫機能、の三つの可能性が考えられる。夜間照明と電磁界曝露はメラトニンを低下させる。夜間照明と乳がん疫学研究は2編報告されているが動物実験の結果からある程度推定し得るデータを示す。電磁界乳がん疫学研究は殆ど報告されていない。アルコール中毒患者ではメラトニンの夜間ピーク値が低い。またうつ病患者でも夜間のメラトニンピーク値が低いなどの報告がある。

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