[SETIL:小児白血病、非ホジキンリンパ腫、神経芽細胞腫のリスク要因に関するイタリアでのマルチ研究センタ方式の疫学的症例対照研究:調査対象集団とイタリアにおけるリスク要因のばく露率] tech./dosim.

SETIL: Italian multicentric epidemiological case-control study on risk factors for childhood leukaemia, non hodgkin lymphoma and neuroblastoma: study population and prevalence of risk factors in Italy.

掲載誌: Ital J Pediatr 2014; 40: 103

この論文は、SETIL研究の研究デザインと記述的情報を報告している。SETIL研究は、イタリアの14地域(イタリアの0-10歳の全人口の78.3%をカバー)で実施される人口ベース症例対照研究で、小児白血病非ホジキンリンパ腫NHL)、神経芽細胞腫リスク要因を調査するものである。症例の診断期間は1998-2001年。物理的要因(低周波磁界(ELF-MF:50Hz)、電離放射線)、化学的要因(喫煙、有機溶剤、交通量、殺虫剤)、両親の職業、小児と両親の受診履歴、感染症、予防接種などに関する両親への質問票調査を家庭訪問で実施した。ELF-MFは主要な部屋(スポット測定)と小児の寝台周辺(48時間測定)で行った。小児白血病非ホジキンリンパ腫NHL)、神経芽細胞腫は、イタリア小児血液学および腫瘍学協会(AIHOP)の登録に基づいている。推定カバー率は、調査期間内の小児白血病の94%、NHL100%、神経芽細胞腫98%である。白血病1症例に対し2対照を、性、年齢、地域をマッチさせて住民登録から無作為抽出した。その対照群を、NHLおよび神経芽細胞腫の研究では一つのプールとして使用し、性、年齢、地域を調整して分析した。以上の研究デザインを説明したのち、調査結果として、発がん因子の候補である一連の要因について、イタリアの小児でのばく露率に関する粗データを記述している。

ばく露