[重度の外傷性脳損傷患者における認知訓練と組合せた陽極tDCS反復法の効果:パイロット的無作為化対照試験] med. app.

Effects of repeated anodal tDCS coupled with cognitive training for patients with severe traumatic brain injury: a pilot randomized controlled trial

掲載誌: J Head Trauma Rehabil 2014; 29 (3): E20-E29

この研究は、外傷性脳損傷患者(TBI;n=23;成人;受傷後4-92ヶ月)を用いて、左背外側前頭前皮質(DLPFC)への陽極経頭蓋直流電流刺激(A-tDCS)の反復が、記憶注意のリハビリテーションの効果を増強するか否かを無作為化対照試験で検討した。患者を無作為に2群に割り付けた。実験群は、15日間毎日、A-tDCS(10分間、1 mA)処置後に認知訓練を行った。対照群は、擬似的A-tDCS(25秒間)以外は実験群と同様とした。記憶注意に関する質問票テストを、実験前に2回(自然回復をチェックするため)、実験終了直後および4ヶ月後の各1回実施した。その結果、A-tDCS反復法がTBI患者における記憶注意のリハビリテーションの効果増強に有効であることを支持する証拠は示されなかったと報告している。

ばく露