[ラットの骨密度および組織形態計測項目に対する異なるばく露時間の正弦波電磁界の影響] foreign-language

[Effect of sinusoidal electromagnetic field on bone mineral density and histomorphometry of rats at different time points]

掲載誌: Zhongguo Yi Xue Ke Xue Yuan Xue Bao 2014; 36 (6): 660-667
Journal partially peer-reviewed/peer-review process unclear

この研究は、SD雌ラット(n=50;6週齢)に正弦波磁界(50Hz、0.1 mT)を種々のばく露時間(1日45、90、180、270分間)で8週間継続して与え、骨密度(BMD)および組織形態に対する影響を無ばく露対照群と比較した(各群n=10)。
全身、大腿骨、脊椎のBMDを2重X線吸収法で測定し、また左脛骨および第五腰椎の骨組織を分析した。その結果、全身BMDには、90分群、180分群で対照群に比べ有意に高かったが、45分群、270分群では有意差がなかった;大腿骨および脊椎のBMD、血清生化学マーカ、第五腰椎の骨組織の静的パラメータには、45分群以外において、対照群との有意差が見られた,と報告している。

ばく露