[乳児の電力周波磁界ばく露のドシメトリ：誘導電界の99パーセンタイル値の姿勢および皮膚と皮膚の接触による変動] tech./dosim.

Dosimetry of infant exposure to power-frequency magnetic fields: Variation of 99th percentile induced electric field value by posture and skin-to-skin contact

著者: Li C, Wu T
掲載誌: Bioelectromagnetics 2015; 36 (3): 204-218
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この研究は、12ヵ月児の解剖学的人体モデルを用いて、50Hz磁界へのばく露時の体内誘導電界を数値計算した。中枢神経系および末梢神経系における誘導電界強度の99パーセンタイル値（E99 CNSおよびE99 PNS）を指標に、乳児単体、成人と皮膚接触した状態の乳児、さらには異なる姿勢（座位、立位、挙手）での結果を比較した。その結果、乳児単体の方が、成人と接触状態の乳児に比べ、E99 CNSおよびE99 PNSが低かった；姿勢はE99 PNSを変化させなかった；成人と接触状態の乳児では、例えば乳児の体表面積の0.93%の接触により、E99 PNSが213%上昇した、と報告している。

ばく露