研究のタイプ: サーベイ (医学/生物学の研究)

[科学的証拠はカナダ安全委員会6の知見および了解事項と矛盾する:マイクロ波は電位依存性カルシウムチャネルの活性化を介して非熱的レベルで生物学的影響を誘導する作用があり、これはマイクロ波またはこれより低い周波数の電磁界の作用に関するパラダイムシフトを支持する。] review

Scientific evidence contradicts findings and assumptions of Canadian Safety Panel 6: microwaves act through voltage-gated calcium channel activation to induce biological impacts at non-thermal levels, supporting a paradigm shift for microwave/lower frequency electromagnetic field action.

掲載誌: Rev Environ Health 2015; 30 (2): 99-116

この総説は、先にカナダ安全委員会が公表した「3kHzから300GHzの周波数範囲における無線周波電磁エネルギーへの人体ばく露限度値」(Health Canada 2015;pp.1 – 16)の結論に対する著者の見解として、マイクロ波電磁界の生体影響に関するパラダイムシフトを主張している。その主旨として、熱的作用から電位依存性カルシウムチャネル(VGCC)活性化を介した作用へ目を向けるべき;VGCCが関与する研究の知見では、カルシウムチャネル阻害剤により観察された影響が阻止されること、作用を引き起こす電磁界強度の窓がある(高すぎても低すぎても作用が起きない)ことなどの特徴がある;カナダ安全委員会が証拠の重みの判定基準としたPopper評価法に照らせば、このような作用はこれまでの理論の修正を迫る証拠に相当する、と主張している。

影響評価項目

ばく露