[個人に合わせた低強度のけいれん療法:電気けいれん療法および磁気けいれん療法における電流の最小化] med./bio.

Individualized Low-Amplitude Seizure Therapy: Minimizing Current for Electroconvulsive Therapy and Magnetic Seizure Therapy

掲載誌: Neuropsychopharmacology 2015; 40 (9): 2076-2084

この研究は、電気けいれん療法(ECT:800-900 mAの電流を用いる。効果が高いが認知機能への副作用のリスクがある。しかし、電流量の低減と電界の集中化は十分に検討されてこなかった)および磁気けいれん療法(MST:ECTより弱いが集中させた電界誘導できる。しかし、パルス振幅の個人化や最小化は知られていない)の2つの療法について、脳の適用部位を変化させ、けいれん誘発閾値けいれんなしの筋肉運動誘発閾値などの基礎的パラメータをヒト以外の霊長類で測定した。結果として、両方法の選択条件、個人に合わせた最小量による治療計画のために有用なパラメータが示された;副作用については臨床研究が必要である、と報告している。

ばく露