[ICD装着患者の全身MRIスキャン:無作為化Evera MRI研究の主要な結果] dev./impl.

Full-body MRI in patients with an implantable cardioverter-defibrillator: primary results of a randomized study

掲載誌: J Am Coll Cardiol 2015; 65 (24): 2581-2588

この研究は、心拍数やペーシングへの影響の制約なしに全身MRIスキャンに対応できるように設計された新しい植え込み型心臓除細動装置(ICD)の安全性と性能への影響を評価したマルチセンター方式の無作為化臨床試験(Evera MRI研究、42医療施設)である。この新型ICD装着患者をMRI群(n=175)、対照群(n=88)に2:1で無作為に割り当て、MRI群は1.5TのMRIによる胸部、頸部、頭部の画像検査を受けた(SAR最大値2W/kg、体軸方向の磁界勾配最大値200T/m/s)。対照群はMRI検査なしで1時間待機した。MRI群の一部には、MRI後に心室細動(VF)誘導試験を行った。その結果、安全性評価項目は両群とも100%合格した;性能評価項目は両群で若干の差があったが合格した(例えば、心室ペーシング感知閾値の上昇(≤0.5 V)の発生割合がMRI群100%、対照群98.8%など)として、新型ICDは安全で、MRIスキャンによる電気的性能への影響も示されなかったと報告している。

ばく露

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