この総説は、がん治療を目的とした不可逆的電気穿孔療法（IRE）の基礎になる研究データを解説している。多くのイン・ビボ研究、イン・ビトロ研究により明らかにされた、治療プロトコル設計に有用な情報（IRE閾値、パルスパラメータ）、電極に関する情報（電極デザイン、配置、術中モニタリング方法）、適用部位に与えた傷害の評価（方法と時期）、がんの種類別の有効性などを幅広く解説している。
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