この研究は、左心室(LV)ペーシングリードを冠静脈洞に留置した患者が、臨床的に必要な磁気共鳴イメージング(MRI)検査を受けたときのデータを3つの医療施設で前向きに収集した。MRI中、ペースメーカは停止された。心臓ペースシング専門ナース、放射線技師、物理学者の監督の下で、バイタルサイン、パルスオキシメトリ、心電図を連続モニタしながら、1.5Tでのスキャンが行われた(SAR<1.5W/kg)。2005-2013年に、MRI対応型ではない従来型LVリードを植え込んだ40人の患者でMRIスキャン(n=42)が行われた。患者の平均年齢は67±9歳、女性は16人[40%]、植え込み期間の中央値は740日であった。スキャン部位は、頭/首/脊髄(n=35[83%])、下肢(n=4 [10%])、胸部(n=2[5%])、腹部(n=1[2%])であった。結果として、MRIの前後でLVリードの機能に差異は見られなかった:事後にLVリードの交換を要した事例はなかった、と報告している。
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