[後頭神経痛または後頭神経圧痛随伴性偏頭痛に対するパルス化無線周波療法およびステロイド注射の有効性に関する無作為化二重ブラインド比較試験] med. app.

Randomized, Double-Blind, Comparative-Effectiveness Study Comparing Pulsed Radiofrequency to Steroid Injections for Occipital Neuralgia or Migraine with Occipital Nerve Tenderness

掲載誌: Pain 2015; 156 (12): 2585-2594

この研究は、マルチセンター方式で、後頭神経痛(ON)または後頭神経圧痛随伴性偏頭痛の患者(n=81)に対するパルス無線周波療法(PRF))およびステロイド注射の有効性を比較した無作為化二重ブラインド比較試験である。無作為割り当てにより、42人患者(PRF群)は、局所麻酔薬と生理食塩水の注射および標的神経への120秒間のPRF処置3回を受け、残りの39人(ステロイド群)は、局所麻酔薬とステロイド剤の注射および擬似PRF処置3回を受けた。 患者、処置した医師、評価者は介入についてブラインドであった。その結果、ステロイド群に比べPRF群の方が、6週間後の後頭神経の痛みスコアの低減が有意に大きく、その効果は追跡した6ヵ月間持続した;副作用は両群に差異がなかった、と報告している。

ばく露