[陽極tDCS および連合性ペア刺激による運動皮質可塑性の有効性と個人間変動] med. app.

Efficacy and interindividual variability in motor-cortex plasticity following anodal tDCS and paired-associative stimulation

掲載誌: Neural Plast 2015: 530423

この研究は、被験者(n=30)に陽極tDCSおよび連合性ペア刺激(PAS)のプロトコルを1週間程度の間隔をおいた別の日に実施し、各プロトコル終了後の皮質興奮性および運動誘発電位MEP)の変化を調べた。tDCSは1mAで13分間、PAS は末梢神経刺激の後25ミリ秒の間隔をおいて磁気パルスを与えるペア刺激を180ペア繰り返した。その結果、両プロトコルにおいて、皮質興奮性の有意な上昇が起きた;PASでは、tDCSに比べ、MEP反応が増加する可能性が示された;その一方、皮質内促通に関してはtDCSの応答性の方が高い可能性が示された;しかし、相当程度の人数の無反応者が観察された、と報告している。

ばく露

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