[乳幼児急死症候群の原因としての胎児及び幼児に対する磁界影響:検討することのできる新しい仮説] tech./dosim.

Magnetic influences on fetus and infant as reason for sudden infant death syndrome: a new testable hypothesis

掲載誌: Med Hypotheses 1992; 38 (1): 66-69

過去30年間に乳児突然死症候群(SIDS)に関する多数の研究・発表が行われてきたが未だ原因は不明である。そこで以下のような仮説を考えた。①妊娠婦人が地磁気異常地域に住んでいると、発育中の胎児脳幹呼吸中枢の発達が不良となる(Selectionfactor)。②そのような乳児が産まれて、地磁気異常電磁界異常に遭遇すると呼吸が停止する(Trigger factor)。 <説明>①SUDS症例の呼吸中枢は正常な場合より、樹状突起数が多く、未発達であることが示されている、一方、磁界暴露によりラットにこの状態を引き起こしたことが報告されている(Persinger, 1974)。②タスマニア南部は人口分布と無関係にSIDS症例が多く、注目されている。③SIDSが発生して病院に運ぶ途中で一時的に回復する例が幾つかあり、自動車内の磁界変動が原因ではないかとの考え方もある。 <実験提案>睡眠中の動物呼吸周期と同調した磁界に暴露する。もし磁界の位相を正反対に加えた時、呼吸の制動作用が起こるとすれば、その影響から逃れるため動物呼吸数を増加するはずである。

ばく露