研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[長いパルス列を用いた皮質内微小電気刺激(ICMS)による前頭葉9野での方向性のある動き] med./bio.

Orienting movements in area 9 identified by long-train ICMS

掲載誌: Brain Struct Funct 2015; 220 (2): 763-779

この研究は、前頭葉9野への皮質内微小電気刺激(ICMS)について2匹のマカクザルで実験的に検討した。刺激に用いたのは長いパルス列(1000ms中に500、700、800パルス)、実験条件は、1)視点を特定の標的に固定していない場合、2)固定している場合の2通りとした。耳や目の動き、および頭部の力などの運動パラメータに関する基礎データを取得した後、前頭葉9野へのICMSを実施した。その結果、最長パルス列(800/1000ms)の刺激で、目の運動パラメータのうちの振幅は最大になり、頭部の力は大きくなった、と報告している。

ばく露