研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[神経因性疼痛モデルでのパルス化無線周波による即時的なインスリン様成長因子2抑制調節の長期的な抗異痛症効果] med./bio.

Long-Term Anti-Allodynic Effect of Immediate Pulsed Radiofrequency Modulation through Down-Regulation of Insulin-Like Growth Factor 2 in a Neuropathic Pain Model

掲載誌: Int J Mol Sci 2015; 16 (11): 27156-27170

この研究は、ラット神経部分損傷(SNI)モデルで、神経損傷の近位へのパルス無線周波(PRF)処置の抗異痛症効果について検討した。その結果、PRF処置は細胞シグナル制御キナーゼ(ERK)の活性を最長28日間阻害する;SNI手術直後に6分間のPRF処置を施した場合(SNI + immPRF群)、SNI単独の場合あるいはSNI手術から14日後に6分間のPRF処置を施した場合(SNI + immPRF群)に比べ、より大きな抗異痛症効果を示した;SNI単独群に比べ、SNI + immPRF群では、インスリン様成長因子2(IGF2)の上昇およびERK1/2の活性化が抑制され、これが抗異痛症効果の持続をもたらした、と報告している。

ばく露