[インプラント手術後の腫れや痛みに対するパルス化電磁界の効果：二重ブラインド、無作為化試験] med. app.

Effects of pulsed electromagnetic fields on swelling and pain after implant surgery: a double-blind, randomized study

著者: Menini M, Bevilacqua M, Setti P, Tealdo T, Pesce P, Pera P
掲載誌: Int J Oral Maxillofac Surg 2016; 45 (3): 346-353
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この研究は、全顎的な即時荷重インプラント手術後の腫れや痛みがパルス化電磁界療法（PEMF）により改善されるか否かを、二重ブラインド、スプリットマウスデザイン（同一患者の左右の頬を無作為にPEMFの真のばく露および擬似ばく露に割り付けた）の試験で調べた。インプラント手術終了直後からPEMF処置を開始し、48時間後に腫れ（写真検査）と痛み（自己評価尺度）を手術前との比較により評価した。その結果、真のばく露側および擬似ばく露側で腫れも痛みも統計的有意差がなかった；患者の大半において、PEMFの有無に拘らず、48時間後には腫れや痛みがなかった、と報告している。

ばく露