[3TのMRイメージングプロトコル使用による妊娠子宮での潜在的な温度上昇の影響:ミニブタでの実験研究] tech./dosim.

Potential Heating Effect in the Gravid Uterus by Using 3-T MR Imaging Protocols: Experimental Study in Miniature Pigs.

掲載誌: Radiology 2015: 151258

この研究は、3Tの磁気共鳴(MR)イメージング中の妊娠ミニブタの子宮内温度の変化を光ファイバー温度計で測定した。温度計のセンサを、胎仔の頭部、妊娠ミニブタ(妊娠中期n=2;後期n=2)の腹部、膀胱、羊水挿入した。妊娠初期(n=2)については羊水へのみ挿入した(1頭当たり3個ある胎囊それぞれに挿入した)。異なるイメージングプロトコル(1種類当たり15分間)を個体毎にランダム順に実施した。プロトコルは、ヒト胎児MR検査に用いられるシークエンス(通常のSARレベル)、低値SARでの5つのシークエンス(GE法とDWI法の組合せ)、高値SAR(2W/kgの制約範囲内での最大値)での5つのssTSEシークエンス。3つのプロトコル間、および3つの妊娠期間の間での温度上昇を一元配置分散分析で比較した。また1時間にわたる蓄積的温度上昇の最大値も評価した。その結果、温度上昇は、低値SAR(-0.03℃±0.20)、通常SAR(0.31℃±0.21)、高値SAR(0.56℃±0.20)の順で大きくなり、有意差があった;妊娠の初、中、後期で温度上昇に有意差はなかった;1時間のイメージング時間を通した蓄積的温度上昇の最大値は、高値SARで2.5℃に達した、と報告している。

ばく露