[低振幅の高周波電磁界ばく露はバラ(学名Rosa hybrida)の生育の遅延および低下を引き起こす] med./bio.

Low-amplitude, high-frequency electromagnetic field exposure causes delayed and reduced growth in Rosa hybrida

掲載誌: J Plant Physiol 2016; 190: 44-53

この研究は、高周波電磁界(HF-EMF)が、植物体での反応の連鎖を引き起こし、植物の成長を変化させるか否かを調べた。小型低木性の植物(バラ)を実験対象とし、二つの異なる成長段階(一つの腋芽を付けた挿木苗(根なし)、5枚葉の段階)で、900MHzの高周波を二つの振幅(5および200Vm-1)のばく露を数週間実施した。ばく露実験条件は、モード撹拌反響チャンバおよび特製の栽培チャンバを用いて厳密に管理した。ばく露終了後、1ヶ月間、成長を観察した。その結果、5枚葉の段階では、全てのばく露において成長の変化は見られなかった;挿木苗のばく露では、腋芽から伸長した軸I、および軸Iの基底部(予め形成されていた2番目の腋芽)から伸長した軸IIへの影響は見られなかった;一方、軸Iの頂端(後から形成された2番目の腋芽)から伸長した軸IIの成長は有意に遅れた、と報告している。

ばく露