[キイロショウジョウバエの多糸染色体での核内倍加の程度に対する36.6GHzおよび静磁界の影響] med./bio.

Effects of 36.6 GHz and static magnetic field on degree of endoreduplication in Drosophila melanogaster polytene chromosomes

掲載誌: Int J Radiat Biol 2016; 92 (4): 222-227

この研究は、近交系野生型Canton-S系キイロショウジョウバエの産卵後2時間の卵期にマイクロ波MW:36.64GHz、1 W/m2、ばく露時間30秒間)ばく露を与えた場合、またはMWに続いて静磁界MF:25mT、ばく露時間5分間)のばく露を与えた場合について、幼虫から蛹への遷移の0時間蛹殻形成期の唾液腺での染色体の多糸性の度合い(DPC)を調べた。その結果、MWばく露群ではDPCが7.5%増加した;MWとMFの連続ばく露群ではDPCが7.4%増加し、MWの影響は、その後のMFばく露による修飾を受けなかった、と報告している。

ばく露