[RF-EMF個人ばく露の広範なマップと疫学研究での利用の可能性] tech./dosim.

Comprehensive personal RF-EMF exposure map and its potential use in epidemiological studies

掲載誌: Environ Res 2016; 149: 105-112

この研究は、個人ばく露計(Satimo EME Spy 140:測定時間4秒毎)、空間統計学、地理情報システム、優秀なソフトウェアを利用して、スペインのアルバセテ県の全ての110の行政区をカバーする、屋外携帯電話基地局からのRF-EMF個人ばく露の格子マップを作成した。個人ばく露計を自転車に載せ、市内の全てのゾーンにアクセスした。そのデータからばく露マップを作成し、既知の基地局アンテナ(64箇所)の位置との関係を検討した。2つの変数(ばく露およびアンテナ)の空間ランダム性をモーランIの有意性検定した結果、アンテナの分布はあるグルーピング・パターンにしたがったが、平均ばく露レベルの分布はランダム分布であった;平均ばく露レベルと行政区内のアンテナ数または隣接行政区も含めたアンテナ数とのスピアマンの順位相関係数はどちらも有意ではなかった。これらの結果は、アンテナまでの距離のみを考慮した疫学研究の弱点を明らかした;一方、行政区の居住人口と平均ばく露レベルを総計したデータマップは、疫学研究の新しいアプローチを提供するであろう、と報告している。

ばく露