[日本人向けの電磁過敏症質問票の開発および評価] tech./dosim.

Development and evaluation of an electromagnetic hypersensitivity questionnaire for Japanese people.

掲載誌: Bioelectromagnetics 2016; 37 (6): 353-372

この研究は、Eltitiらが開発した電磁過敏症(EHS)質問票の日本語版の妥当性と信頼性を評価するためのサーベイを、日本人の対照群1306人、自己申告したEHS者群127人を対象に実施した。その結果、対照群における主成分分析で主成分は8症状神経皮膚、頭部、聴覚と前庭、筋骨格系、アレルギー、感覚、および心臓/胸部の関連症状)となった;テスト-再テスト分析における級内相関係数が高値から中等度値の範囲にあったこと、各サブスケールでのクロンバックのα信頼性係数が高値であったことで、再テスト信頼性が確認された;EHS者群およびそれと性年齢マッチングした対照群の各サブスケールのスコアについて、2変数ロジスティック回帰分析、マンホイットニーのU検定およびχ2検定を行い、質問票の妥当性が確認された、と報告している。今後はさらに、多変量ロジスティック回帰分析および受信者操作特性(ROC)分析を行い、日本においてEHSの個人をスクリーニングするための予備的ではあるが的確なクライテリアを提案したいと述べている。

ばく露