[ラットの発達に対する1880-1900MHzのDECTコードレス電話器本体からの放射への出生前および後のばく露の影響] med./bio.

Effects of pre- and postnatal exposure to 1880-1900 MHz DECT base radiation on development in the rat

掲載誌: Reprod Toxicol 2016; 65: 248-262

この研究は、妊娠中に1880-1900MHzのDECTコードレス電話器本体からの電磁放射平均電界強度3.7V/m)に12時間/日のばく露を受けたウィスターラットの胎仔およびその新生仔ラットへの影響を調べた。新生仔ラットは母ラットと共に出生後22日間、同様のばく露を受けた。対照群擬似ばく露を受けた。その結果、DECT本体からの電磁放射は、妊娠17日目の胎児心拍数増加を引き起こした;出生前のばく露、または出生前後ともばく露のいずれの条件の22日齢仔ラット群でも、海馬のCA4領域において錐体細胞消失とグリア細胞線維性酸性タンパク質(GFAP)過剰発現が検出された、と報告している。

ばく露