[ミリ波のばく露を受けた単層細胞モデルにおける温度とSARのマイクロスケール測定] tech./dosim.

Microscale temperature and SAR measurements in cell monolayer models exposed to millimeter waves

著者: Zhadobov M, Alekseev SI, Sauleau R, Le Page Y, Le Dréan Y, Fesenko EE
掲載誌: Bioelectromagnetics 2017; 38 (1): 11-21
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この研究は、ミリ波（MMW）のイン・ビトロ実験での局所的熱作用の精密な評価を目的として、マイクロスケールの熱電対（TC）を用いた局所的温度測定とそれから比吸収率（SAR）を導く方法を提案した。SARは、最初の温度上昇測定値を等価温度モデルでの数値解にフィッティングさせる方法で導かれた。その結果、温度の測定精度はセンサの大きさに依存し、TCが小さければ小さいほど測定精度が高くなった；リード線直径25および75μmのTC測定から導かれたSARは、SAR計算値とそれぞれ98.5%および80.4%でマッチすることが示された；しかし、長時間（> 10分）経過すると2つのTCは同じ温度上昇値を示した；細胞の単層内のSAR計算値は、細胞外液よりおよそ2倍低かった、などの知見を報告している。

ばく露