研究のタイプ: サーベイ (インプラント/医用機器に関する研究)

[非電離放射線を用いた医用診断装置に関するICNIRP声明:現在の規制および可能性のある健康リスク] review

ICNIRP Statement on Diagnostic Devices Using Non-Ionizing Radiation: Existing Regulations and Potential Health Risks.

掲載誌: Health Phys 2017; 112 (3): 305-321

この声明では、1) 臨床医学において現時点で使用されている医用診断用NIR装置全般をレビューし、2) 患者および医療従事者に適用される関連規制および政策に関する資料を提供し、3) 医用診断用NIRのばく露を受けた患者および医療従事者への健康リスクの可能性を取り巻く証拠をレビューし、4) 現在の規制では患者または医療従事者が十分に防護されていない可能性も考えられる、医用診断用NIR装置からの高レベルNIRばく露の状況を同定している。1) については、医用診断技術を、採用しているNIRのタイプによって分類し、同一の科学的原理を持つ個別的装置または技術を包含する概括的な装置カテゴリの観点に立って技術を説明している。2) については、患者および医療従事者の防護のための重要な法的拘束力のある規制、およびそれらの規制担当機関を各国別に一覧表に要約している。3) については、疫学的証拠のレビューにより、妊娠第1期にMRIばく露を受けた胎児への潜在的リスクに関するデータ、およびMRIばく露を受けた医療従事者での長期的な健康リスクに関するデータが不足していること、現在入手可能な関連の疫学的証拠の大部分はMRIまたは超音波に関係したものである、と指摘している。4) については、体内での光放射を用いた診断技術からのばく露に関して、ばく露限度値が必要であること、妊娠第1期での超音波への子宮ばく露後の先天性奇形リスクに関するデータ、および超音波と造影剤との相互作用による健康影響の可能性に関するデータが不足していると指摘している。

影響評価項目

ばく露