[4Gユーザ用装置の出力レベルおよび現実的なRF EMFばく露評価における意味合い] tech./dosim.

Output Power Levels of 4G User Equipment and Implications on Realistic RF EMF Exposure Assessments

掲載誌: IEEE Access 2017; 5: 4545-4550

この研究は、スウェーデンの田園、郊外、都市地域および屋内環境に存在する41のLTE無線基地局に接続する4Gユーザ用装置(UE:約7000台)の出力レベルデータをネットワークベースの測定により収集した。7日間にわたる測定で300,000件以上の出力サンプルを取得した。その結果、田園環境において、時間平均出力の95パーセンタイル値は、LTEのUEが利用可能な最大出力値の2.2%であり、その他の環境の場合は1%未満であった;全ての環境における平均の出力は、利用可能最大出力値の1%未満であった;4GのUEでは達成可能なピークデータスループットがほぼ10倍高くなったにも拘わらず、出力レベルの値は3GのUEでの測定結果と同等であった、と報告している。

ばく露