[ストックホルム旧市街での高い無線周波放射:王宮、最高裁判所、3つの主要な広場およびスウェーデン議会を含むばく露メータ研究] tech./dosim.

High radiofrequency radiation at Stockholm Old Town: An exposimeter study including the Royal Castle, Supreme Court, three major squares and the Swedish Parliament.

掲載誌: Mol Clin Oncol 2017; 6 (4): 462-476

この研究は、2016年4月にストックホルム旧市街の屋外で、事前に定義した20の無線周波RF放射のレベルを、ばく露メータを用いて測定した。その結果、合計10,437のサンプルに基づく全RF放射平均レベルは4,293µW/m2 (0.4293µW/cm2)であった。最も高い平均レベルは、GSM携帯電話+UMTS900携帯電話ダウンリンク、ならびにLTE2600携帯電話ダウンリンク(それぞれ1,558および1,265µW/m2)で得られた。最も高い総平均レベルは街の広場で見られ、24,277µW/m2(最小値257、最大値173,302µW/m2)であった。これらの結果は最も低い総平均レベルとは極めて対照的で、例えば最高裁判所では平均レベルは404µW/m2(最小値20.4、最大値4,088µW/m2)であった。加えて、王宮の周りの街路での測定値は、旧市街の合計よりも低く、平均は756µW/m2(最小値0.3、最大値50,967µW/m2)であった。この結果は、バイオイニシアティブ2012報告で定義されている、あり得る健康リスクについての科学的なベンチマークである30-60µW/m2を有意に上回っているが、国際非電離放射線防護委員会ICNIRP)のガイドラインの参考レベルである10,000,000µW/m2は下回っている。著者らは、ICNIRPのガイドラインは非熱作用を考慮しておらず、確固たる科学的評価に基づいていないので、より信頼性が低いとしている。
(JEIC注記:この論文の著者らのうち、HardellとCarlbergは、バイオイニシアティブ2012報告の執筆者に含まれている。)

ばく露