[ポーランドの軍隊における電磁界への職業ばく露] tech./dosim.

Occupational exposure to electromagnetic fields in the Polish Armed Forces.

掲載誌: Int J Occup Med Environ Health 2017; 30 (4): 565-577

この研究は、ポーランドの軍人の電磁界への職業ばく露を、労働環境の204のデバイスを5群(地対空ミサイル用レーダーシステム、航空機およびヘリコプター、通信デバイス、監視および高度測定レーダー、空港レーダーおよび無線ナビゲーションシステム)に分けて分析した。システムの表示装置、デバイスの端末、無線パネル、航空機の座席および乗降口、各種機器を収めたキャビネット、電力線、コネクタ等の近傍で測定を実施した。その結果、ポータブル無線装置の電界強度は頭部の近傍で20-80 V/mであった。背負い型無線オペレータのばく露は60-120 V/mであった。高周波超高周波(HF/VHFバンド無線を備えた航空機内では電界強度は7-30 V/m、レーダー室内では9-20 V/mであった。艦船乗組員の大半は自艦の電磁界にはばく露されていなかったが、別の艦船のレーダーシステムから偶発的にばく露されることがあった。地対空ミサイルシステムのオペレータの電界ばく露は7-15 V/m、無指向性無線ビーコン要員のばく露は100-150 V/mであった。著者らは、ポーランドの軍人は57 %の軍用デバイスについて職業的防護ゾーン[occupational protection zone](35 %が中間および危険ゾーン、22 %が中間ゾーン)で作業していた;43 %のデバイスについては電磁界ばく露されていなかった、と結論付けている。

ばく露