[6-100 GHzの周波数範囲におけるパルス化電磁界へのヒトのばく露] tech./dosim.

Human exposure to pulsed fields in the frequency range from 6 to 100 GHz

掲載誌: Phys Med Biol 2017; 62 (17): 6980-6992

周波数が3-10 GHzを超える電磁界へのばく露制限は、表層組織の過剰な温度上昇を防止するため、入射電力密度で定義されているが、国際的な規格およびガイドラインでは、短時間のばく露について電力密度を解釈する方法の定義が異なっている。この研究は、6 GHzよりも高い周波数でのばく露時間によって温度上昇がどのように影響を受けるかを調査した。6から100 GHzまでの周波数で10秒よりも短いパルスへのヒトの顔面の遠方界ばく露を、有限差分時間領域法(FDTD)を用いてモデル化した。熱的モデリングには生体熱移動方程式を用いた。温度上昇に対する周波数、偏波、ばく露時間、皮膚表面下の深度の影響を調べた。その結果、現行の人体ばく露ガイドラインにおける限界と、輻射能[radiant]ばく露、即ち単位面積当たりのエネルギー吸収パルスばく露に対する温度上昇の制限に利用できることが示された。著者らは、このデータは、6 GHzよりも高い周波数での人体ばく露ガイドラインの策定に有益である、としている。

ばく露