この研究は、ギリシャのテッサロニキにおいて、デジタル放送への切換に伴うTV信号からの電磁界ばく露の変化を調べた。その結果、電界測定値は国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)ガイドラインに適合していたが、他の国々で報告されている数値よりは高かった。但し、これは測定地点の選択のせいかも知れない。更に、電力密度の中央値は、アナログ放送時の60 μW m^(-2)からデジタル放送では13.3 μW m^(-2)に低下した。この知見は、デジタルへの切換はUHF帯の無線周波電磁界への一般公衆のばく露低減につながることを示している。
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