研究のタイプ: 疫学研究 (observational study)

[台湾における電磁界を原因と考える本態性環境不耐症についての代表調査及び国際的な文献との比較] epidem.

Representative survey on idiopathic environmental intolerance attributed to electromagnetic fields in Taiwan and comparison with the international literature.

掲載誌: Environ Health 2018; 17 (1): 5

台湾における電磁界を原因と考える本態性環境不耐症(IEI-EMF、いわゆる電磁過敏症)についての2007年の調査では、IEI-EMFの有病率は13.3%で、これは先行研究で示された数値よりも高く、また女性でより高かった。この研究は、IEI-EMFの有病率が増加しているかどうかを評価し、そのリスクが女性でより高いかどうかを検証するため、台湾全土で2007年の研究と同じ手法でアンケート調査を実施した。また、世界中での有病率の変化を評価するため、文献レビュー及びメタ分析も実施した。その結果、3303人の代表サンプルに基づき、台湾におけるIEI-EMFの有病率は過去5年間で13.3%から4.6%に低下したことがわかった。文献レビューでは、予想に反して他の国々でも有病率の低下が見られた。文献データのメタ分析から、女性は男性よりもIEI-EMFに罹りやすいことが示され、オッズ比は1.19(95%信頼区間 1.01-1.40)であった。IEI-EMFの有病率の低下につながる原因を探求するための更なる研究は、公衆、科学界、他の環境ばく露に対する不耐症を扱う政府の助けになるであろう、と著者らは結論付けている。

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ばく露