[オートファジーはシナプス小胞の分解を仲介する:ラットにおけるマイクロ波ばく露によるシナプス可塑性損傷の潜在的機序] med./bio.

Autophagy mediates the degradation of synaptic vesicles: A potential mechanism of synaptic plasticity injury induced by microwave exposure in rats

掲載誌: Physiol Behav 2018; 188: 119-127

この研究は、オートファジー[自食作用]がどのように変化するか、ならびに、マイクロ波放射によるシナプス可塑性損傷病態生理学的過程にオートファジーが関与しているかどうかを調べた。ラットニューロンに可逆的な損傷を生じる30 mW/cm^2のイン・ビボばく露モデルを構築した。その結果、マイクロ波ラットの認識機能障害、ならびにラット海馬ニューロンでのシナプス可塑性損傷を生じた。ラット海馬ニューロンでのオートファジーがばく露後に活性化した。加えて、ばく露群ではオートファゴソームによるシナプス小胞のカプセル化も認められた。ラット海馬ニューロンでのオートファゴソームとシナプス小胞のコロケーションがばく露後に増加した。マイクロ波ばく露ラット海馬ニューロンでのオートファジーの活性化につながり、オートファジーの過剰な活性化はシナプス小胞の劣化を介してシナプス可塑性損傷し得る、と著者らは結論付けている。

ばく露