研究のタイプ: 疫学研究

[脳腫瘍:イングランドにおける1995-2015年の多形神経膠芽腫の発生率の増加は環境または生活様式による負の因子を示唆している] epidem.

Brain tumours: rise in Glioblastoma Multiforme incidence in England 1995–2015 suggests an adverse environmental or lifestyle factor.

掲載誌: J Environ Public Health 2018; 2018: 1-10

この研究は、最近の悪性脳腫瘍発生率についての詳細な傾向を調べた。イングランドで1995-2015年に国際疾病分類ICD)10 C71に分類される脳腫瘍診断された81135人をカバーする英国国家統計局(ONS)のデータを用いて、欧州標準人口集団(ESP-2013)に対して年齢で規格化した10万人‐年あたりの発生率(ASR)を計算した。その結果、全ての年齢で、多形神経膠芽腫(GBM)についての統計的に有意なASRの上昇が認められた。GBMについてのASRは2.4から5.0に倍増し、年間症例数は983人から2531人に増加した。全体として、この上昇は低グレードの腫瘍発生率低下に隠れていた。GBMのASRの上昇は、低グレードの腫瘍プロモーション、無作為の偶然、または診断技術の改善では十分に説明できない。症例数は年齢によるばらつきが大きいものの、上昇率は年齢グループを通じて同等であり、このことは、広範な環境または生活様式による因子があるかもしれないことを示唆している、と著者らは結論付けている。

ばく露

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