[携帯電話から発せられる非電離電磁界へのばく露はヒト外耳道毛包細胞にDNA損傷を生じる] med./bio.

Exposure to non-ionizing electromagnetic fields emitted from mobile phones induced DNA damage in human ear canal hair follicle cells.

掲載誌: Electromagn Biol Med 2018; 37 (2): 66-75

この研究は、携帯電話から発せられる無線周波RF放射がヒト外耳道毛包細胞のDNA損傷に及ぼす影響を調査した。男性56人(30-60歳)を14人ずつ4群(携帯電話を使用しない対照群携帯電話を0-30分/日使用(第2群)、携帯電話を30-60分/日使用(第3群)、携帯電話を60分/日以上使用(第4群))に割付けた。被験者から採取した毛包細胞をコメットアッセイで分析し、DNA損傷を判定した。コメットアッセイのパラメータは、頭部の長さ、テイルの長さ、コメットの長さ、頭部DNA%、テイルDNA%、テイルモーメント、オリーブテイルモーメントを測定した。その結果、DNA損傷の指標は対照群よりもRFばく露群の被験者で高かった。また、DNA損傷は1日あたりのばく露時間と共に増加した。携帯電話から発せられるRFは外耳道の毛包細胞にDNA損傷を生じる潜在的可能性がある、と著者らは結論付けている。

ばく露