[生後1-60か月の幼児のモバイルデバイスへのばく露と使用] tech./dosim.

Exposure to and use of mobile devices in children aged 1-60 months.

掲載誌: Eur J Pediatr 2019; 178 (2): 221-227

この研究は、小児科外来診療所に入院した幼児422人(生後1-60か月)のモバイルデバイスへのばく露と使用を調べた。対面インタビューを通じて親がアンケートに回答した。その結果、子どものモバイルデバイスへのばく露は全体の75.6%(n = 319)であった。残りの24.4%(n = 103)はモバイルデバイスを使用したことがなかった。モバイルデバイスを使用したことがある子どものうち、20.6%(n = 66)は生後1-12か月、24.5%(n = 78)は13-24か月であった。モバイルデバイスを最初に使用した月齢の中央値は生後12か月であった。モバイルデバイスを使用した最も幼い子どもは生後6か月であった。タブレット端末はその他のモバイルメディアと比較して、最初の使用時の月齢が有意に異なっていた(P < 0.01)。子どものモバイルデバイス所有率は全体で30.7%(98/319)であった。モバイルデバイスの所有と年齢との間には正の相関があった(p < 0.001)。最も一般的なデバイスはタブレット端末で、68.4%(67/98)を占め、その所有率には家計収入との逆の関連が認められた(P < 0.01)。モバイルデバイスを使用する子どものうち、25.7%(82/319)は複数のデバイスを使用していた。422人のうち、15.9%(n = 67)が自室にタブレットを所有していた。タブレット使用及び所有の頻度には母親の学歴との逆の関連が認められた(P < 0.01)。親の報告では、22.3%(n = 71)はモバイルデバイスの使用に関して助けを求められたことがなかった。モバイルデバイスを用いた活動で最多のものはビデオ視聴(70.8%、n = 226)であった。[子どもがモバイルデバイスを所有している]親のうち59.6%(190/319)は、自身が家事等を行っている間に子どもにモバイルデバイスを使用させていた。[全ての子どもの]親のうち91.5%(n = 386)は、子どもに対するモバイルデバイスの影響について医師から情報を得ていないと回答した。この研究は、モバイルデバイスへの子どものばく露が広がっていることを示すものである、と著者らは結論付けている。

ばく露