研究のタイプ: 疫学研究

[1980-2012年のスウェーデン国家がん登録に脳腫瘍発生率の上昇の証拠なし] epidem.

No Evidence for Increased Brain Tumour Incidence in the Swedish National Cancer Register Between Years 1980-2012.

掲載誌: Anticancer Res 2019; 39 (2): 791-796

この研究は、携帯電話使用が大幅に増加した1980-2012年の期間に脳腫瘍発生率が上昇したかどうかを評価した。スウェーデンがん登録から、当該期間の患者における髄膜腫、低悪性度の神経膠腫(LGG)、高悪性度の神経膠腫(HGG)を同定した。直接的な年齢標準化発生率を用いて、発生率の時間的傾向を計算した。その結果、神経膠腫13441人、LGG12259人、HGG4555人が、当該期間中のがん登録に報告された。LGGについては、年間約1%の減少率に相当する、毎年10万人あたり-0.016人の傾向が示唆された。この研究では、スウェーデンでの過去30年間における神経膠腫発生率の上昇は証明されなかった、と著者らは報告している。

ばく露