研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[雄マウスの不妊における磁気プロテクターとしてのMyrciaria dubia(カムカム)[フトモモ科の常緑低木]の粉末] med./bio.

Myrciaria dubia "camu camu" flour as a magnetoprotector in male mouse infertility.

掲載誌: Bioelectromagnetics 2019; 40 (2): 91-103

超低周波(ELF)磁界によって生じるかも知れない悪影響は、抗酸化防御の低下及びフリーラジカルの産生と関連付けられている。フリーラジカルの増加は、ミトコンドリアの機能性に影響してアポトーシス誘導し、これは受精においてリン酸化及び重要なATP[アデノシン三リン酸]の生成に影響する。カムカムとして知られるMyrciaria dubiaは、アスコルビン酸ビタミンC]を豊富に含む果実で、未熟な細胞の損傷の防止において重要な抗酸化機能を発揮する。この研究は、マウスの精子周期における内因性ミトコンドリアオキシドレダクターゼ酵素の活性を検出することで、ELF磁界(610 μT)による酸化損傷に対するMyrciaria dubiaの粉末の影響を調べた。その結果、ELF磁界精子の質を有意に低下させた(P < 0.05)が、Myrciaria dubiaの粉末(50及び75 mg/kg)を投与した群では、精子生存能力、原形質膜の健全性、ミトコンドリア活性、ならびに精巣上体精子の指標が、ELF磁界ばく露から有意に回復した。このことは、Myrciaria dubiaの粉末には抗酸化活性があり、これが精子形成におけるELF磁界の悪影響を打消すことを示唆しており、これはELF磁界に対する自然のプロテクターとして利用できる、と著者らは結論付けている。

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ばく露