[ウェアラブルマルチバンド分散ばく露メータの測定の不確かさに対するアンテナ偏波及び身体形態の影響] tech./dosim.

The effect of antenna polarization and body morphology on the measurement uncertainty of a wearable multi-band distributed exposure meter

掲載誌: Ann Telecommun 2019; 74 (1-2): 67–77

この研究は、マルチバンド身体装着型分散ばく露メータ(BWDM)の測定の不確かさに対するアンテナの偏波の影響を調べた。BWDMは実際の環境中での電磁界の正確な評価のためのデバイスで、8つのノードで構成され、4つの周波数帯における入射電力密度の同時測定について身体上で較正される。各ノードには2つのアンテナ偏波を取り得るアンテナがある。BWDMを電波暗室内で4人のヒト被験者について較正し、オンボディアンテナ開口部の68%信頼区間(CI68)で測定の不確かさを判定した。その結果、市販のばく露メータの測定の不確かさが9.6 dB以下の別の人物が装着した場合に、オンボディでアンテナ固定偏波を用いると、最大で4.9 dBの異なるCI68が得られた、と著者らは報告している。

ばく露