この研究は、電気自動車用の直流（DC）充電コラムからの磁界の標準的な測定手順の策定に寄与することを目的とした。磁界の周波数及び振幅、ならびに一般公衆のばく露及び職業的ばく露に対するガイドラインに従ったばく露の指標を、磁界プローブアナライザーを用いて記録した。瞬間的な身体への直接的及び間接的影響についての最悪ケースのシナリオを同定した。その結果、25 Hz - 2 kHzの周波数範囲での測定では、5つの充電器のうちの3つでは、再充電中の極近傍で、局所的な磁束密度のピークが50 Hzで100 μTを超えることが示された。この距離よりも離れれば、ばく露の指標は参考レベルの50 %以下になることが示された、と著者らは報告している。
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