[マイコトキシン、真菌、そして”電磁過敏症”] tech./dosim.

Mycotoxins, fungus and 'electrohypersensitivity'

掲載誌: Med Hypotheses 2000; 55 (3): 208-214

電気過敏症」は精神的症状だとよく説明されている。現代の環境には、多くの異なった物質や毒性物を含む物質がある。マイコトキシンは、生物学的にたいへん活性の強いタイプの毒物であり、生体に影響を来たす。マイコトキシンや毒物を産生する真菌類は、空調システム、汚染水、食品の中でこれまで検出されてきた。電磁界によって症状を引起されたと誇示する人々の多くは、真菌に感染していたり、真菌に汚染された環境で長期間暮らして来た。動物実験においては、「電気過敏症」シンドロームに見られるのと同じ効果がマイコトキシンによって示されている。フォトトキシン反応は動物獣医学や医学でよく知られているため、問題として「電気過敏症」がフォトトキシン反応で引き起こされているかどうかがわき上がってくる。

ばく露