[マイクロ波放射用の第5世代、5Gの展開に対するモラトリアムの是非についてのアピール] basics

Appeals that matter or not on a moratorium on the deployment of the fifth generation, 5G, for microwave radiation.

掲載誌: Mol Clin Oncol 2020; 12 (3): 247-257

この論文の著者らは、国際がん研究機関IARC)が2011年に30 kHzから300 GHzまでの周波数範囲の無線周波RF放射を「ヒトに対して発がん性があるかも知れない(グループ2B)」に分類したが、その証拠はその後の研究によって強められていることから、RF放射を「ヒトに対して発がん性がある(グループ1)」に分類すべきであると主張している。また、環境中の電磁界への個人のばく露が拡大しているが、これはRF放射熱作用のみを評価し、非熱作用の悪影響を無視した国際非電離放射線防護委員会ICNIRP)のガイドラインに多くの国々が依存しているためである、と主張している。更に、第5世代(5G)移動通信技術の世界規模での展開が迫っているにもかかわらず、それによるヒトの健康と環境への潜在的リスクについての包括的な調査は実施されていない、としている。加えて、2017年9月に欧州に送付したアピール(請願書)では、260人を超える科学者及び医師が、5Gに関連した健康リスクが産業界から独立した科学者によって十分に調査されるまで、その展開に対するモラトリアム(一時凍結)を要求していることを紹介している。

ばく露