[MRIガイド式HDR[高線量率]近接照射療法におけるDNA損傷に対する1.5 T磁界の影響] med./bio.

Impact of a 1.5 T magnetic field on DNA damage in MRI-guided HDR brachytherapy

掲載誌: Phys Med 2020; 76: 85-91

磁気共鳴画像撮影法(MRI)ガイド式の放射治療が一般的になっているが、一部の研究では、放射照射中のMRIの静磁界放射線による生物学的ダメージを変化させることが示されていることから、この研究は、高用量率(HDR)の近接照射療法中のDNA損傷に対する1.5 T静磁界の影響を調べた。プラスミドDNA(pBR322)サンプル配置用の空隙を備えたブロックファントムを、3Dプリンタを用いて生体適合性組織相当材料で製作した。このファントムをCTスキャンし、1.5 Tの静磁界の有無でDNAサンプルに20 Gyおよび30 Gyの放射線量を照射するHDR近接照射治療計画をデザインした。DNAバンド強度の電気泳動画像からDNAの一本鎖および二本鎖切断の相対量を計算し、サンプルサイズ全体で平均化した。1.5 T静磁界の有無で放射照射量も冠状面、矢状面、軸面で測定した。その結果、DNA一本鎖および二本鎖切断平均量は、静磁界の有無で有意差は認められなかった、と著者らは報告している。

ばく露