この研究は、電磁界を遮断する装置の上での休息が、幾つかの免疫機能、酸化‐炎症状態、および老化速度(生物学的年齢)に及ぼす効果を調べた。ボランティア被験者31人から採取した末梢血の好中球および単核細胞における幾つかの免疫機能を、電磁界を遮断するベッドの2か月間の使用の前後に分析した。白血球における酸化および炎症パラメータも調べた。電磁界を遮断しないベッドを用いたプラセボ群の11人を対照群とした。その結果、電磁界遮断ベッドの2か月間の使用後に、免疫機能ならびに抗酸化および抗炎症防御の有意な改善が認められた。また、酸化剤および炎症誘発性化合物の減少、脂質およびDNAにおける酸化損傷の低下、ならびに生物学的年齢の計算値の低下も認められた。プラセボ群には変化は見られなかった、と著者らは報告している。
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