[無線周波電磁界の影響力下でのヒトの幾つかの正常細胞株およびがん細胞株における形態学的および細胞生理学的変化] med./bio.

Morphological and cytophysiological changes in selected lines of normal and cancer human cells under the influence of a radio-frequency electromagnetic field

掲載誌: Ann Agric Environ Med 2021; 28 (1): 163-171

この研究は、ヒトの線維芽細胞および前立腺がん細胞の代謝活性および形態に対する無線周波RF電磁界の影響力を調べた。培養したヒトの線維芽細胞および前立腺がん細胞を2.5 GHzのRF電磁界に24、48または72時間ばく露し、細胞計数キットを用いて生存率の変化を調べた。その結果、RF電磁界ばく露線維芽細胞生存率有意な低下、がん細胞の生存率有意な上昇を生じた。形態学的分析では、どちらの細胞株にもばく露後の有意な変化は認められなかった、と著者らは報告している。

ばく露