研究のタイプ: 疫学研究

[妊娠中の母親の誘導加熱式調理器の使用と出生結果:九州沖縄母子衛生研究] epidem.

Maternal Use of Induction Heating Cookers During Pregnancy and Birth Outcomes: The Kyushu Okinawa Maternal and Child Health Study.

掲載誌: Bioelectromagnetics 2021 [in press]

妊娠中の中間周波(IF)電磁界へのばく露が出生結果に及ぼす影響は不明である。この研究は、IF電磁界の主な発生源である誘導加熱式(IH)調理器[電磁調理器]の妊娠中の使用と、早産(PTB)、低出生体重(LBW)、胎内発育遅延(SGA)、出生体重との関連を、日本における出生前コホート研究からのデータを用いて調べた。単胎妊娠した母親1565人とその妊娠から生まれた新生児を参加者とした。自記式の質問表を用いてデータを取得した。母親の年齢、居住地域、子どもの数、家族構成、母親の学歴、母親の雇用状態、母親の妊娠中の飲酒および喫煙、母親の体格指数、子どもの性別、出生時の在胎週数で調整を行った。その結果、妊娠中のIH調理器の使用は独立してPTBのリスク低下と関連しており、調整後のオッズ比は0.28(95%信頼区間 = 0.07-0.78)であった。妊娠中のIH調理器の使用はLBW、SGA、または出生体重と関連していなかった、と著者らは報告している。

ばく露