研究のタイプ: 医学/生物学の研究

[GSM変調RF放射ばく露後の微小管構造の障害] med./bio.

Microtubular structure impairment after GSM-modulated RF radiation exposure

掲載誌: Arh Hig Rada Toksikol 2020; 71 (3): 205-210

この研究は、低レベルの915 MHz GSM変調高周波RF放射微小管構造を損ない、正常な細胞成長に影響を及ぼすかどうかを調べた。V79細胞[チャイニーズハムスター肺由来線維芽細胞]を、GTEMセル内でGSM変調RFに1、2または3時間ばく露した。電界強度は10、20、30 V/mに調整し、平均比吸収率SAR)は0.23、0.8、1.6W/kgと計算された。微小管タンパク質の構造を間接免疫細胞化学法で評価し、細胞の成長をばく露後6日間毎日実施した細胞カウントに基づいて判定した。その結果、3時間のばく露電界強度に関わらず微小管構造を有意に変化させた。更に、3時間のばく露後3日目には、電界強度に関わらず、細胞成長が有意に低下した。20および30 V/mでの2時間ばく露でも同じ影響が認められた。これらの結果から、915 MHzのGSM変調RF放射は時間依存的に微小管タンパク質に影響を及ぼし、細胞増殖にも影響する、と著者らは結論付けている。

ばく露