[ヒトの自己申告の症状に対する高周波電磁界ばく露の影響:ヒト実験研究の系統的レビューのためのプロトコル] basics

The effects of radiofrequency electromagnetic fields exposure on human self-reported symptoms: A protocol for a systematic review of human experimental studies

掲載誌: Environ Int 2022; 158: 106953

世界保健機関WHO)は、高周波RF電磁界ばく露の潜在的健康影響について専門家に国際的な調査を実施し、徹底的な系統的レビューの対象となる優先順位の高い6つのトピックスを同定した。この論文の著者らは、そのうちの一つとして、症状に対するRF電磁界の影響を評価するためのヒト実験研究の系統的レビューのプロトコルを報告している。この系統的レビューは、ヒト被験者における症状に対する電磁界ばく露ばく露無し、またはより低いばく露レベルとの比較で)の影響を評価することを目的としている。電磁界を原因と考える本態性環境不耐症(IEI-EMF)のある、または無いボランティアにおけるばく露の知覚の精度も評価する。このレビューでは、症状に対するRF電磁界ばく露の影響を評価した無作為化試行(少なくとも2回を比較したもの)および無作為化クロスオーバー試行について、関連する文献データベース(例:Web of Science、Medline、Embase、Epistemonikos)を検索する。また、ばく露の有無の知覚の精度を測定した研究もレビューに含める。どの言語で書かれた論文も含める。2人の独立したレビュー実施者が包含クライテリアに従って論文を評価し、レビュー用のテンプレートを用いて研究の特徴、参加者、ばく露、影響を抽出する。意見の不一致はコンセンサスによって解決する。米国国家毒性プログラム・健康評価解釈局(NTP-OHAT)の「ヒトおよび動物研究に対する格付けツール」を用いてバイアスリスク(ROB)を評価し、「医療におけるエビデンスの質と推奨の強さの格付け(GRADE)」アプローチを用いてばく露‐アウトカムの関係の証拠における信頼度のレベルを評価する。認知研究については、ROBツールおよびGRADE評価の改良版を用いる。可能であれば、メタ分析を用いてデータを統合する。

ばく露