[ヒト観察研究における認知に対する長期的な高周波ばく露の影響:系統的レビューのためのプロトコル] basics

The effect of long-term radiofrequency exposure on cognition in human observational studies: A protocol for a systematic review

掲載誌: Environ Int 2022; 159: 106972

この論文の著者らは、認知指標(複雑な注意、実行機能、学習記憶、知覚運動能力、社会的認知を含むが、神経変性疾患または神経発達障害による認知への影響は除外)に対する高周波RF電磁界の局所および全身ばく露の長期的影響を、ばく露なし、または低レベルのばく露との比較で評価し、また、量反応関係の証拠があるかどうかを評価することを目的とした、系統的レビューのためのプロトコルを以下のように説明している。RFエネルギーの認知への影響を評価した、比較のためのばく露レベルの異なる群を含む観察研究をレビュー対象に包含する。全体または領域固有の測定、または認知機能障害を含む、認知機能についての検証済みの指標を少なくとも1つ、少なくとも6か月間のフォローアップで報告した研究でなければならない。査読付き専門誌に掲載されたコホートまたは症例対照研究を、言語を問わず適格とする。横断研究ならびに脳の構造またはバイオマーカーの報告のみの研究は除外する。PubMed、Embase、PsycINFOおよびEMF-Portalの検索を実行する。少なくとも著者2人が独立して全記録のタイトルとアブストラクトのスクリーニングを行い、意見の不一致は3人目のレビューアーが解決する。全文スクリーニングも2人の著者が独立して実施し、不一致は合意により解決する。包含した研究から、研究デザインの識別や特徴、ばく露群および比較対照群、参加者、評価するアウトカムおよび結果、等のデータを抽出する。米国国家毒性プログラム/健康評価解釈室(NTP/OHAT)のツールを用いてバイアスリスクを評価する。所与のばく露‐アウトカムの組み合わせで2つかそれ以上の研究が入手可能な場合は、類似した研究のメタ分析を、STATAまたは類似の統計分析ソフトウェアで変量効果モデルを用いて実施し、証拠全体の信頼度を、OHATが環境ばく露のレビューに作用しているように、GRADE[医療におけるエビデンスの質と推奨の強さをグレーディングする手法]を用いて判定する。

ばく露